新年のご挨拶 2025
January 1, 2025
新年あけましておめでとうございます。皆様にとって本年が健やかで実り多い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2024年を振り返りますと、レベニュー組織へのAIの本格的な適用が始まったと実感する一年でした。弊社並びにグループ会社では、海外のカンファレンスやネットワークを活用し、さまざまなリサーチ活動を通じて新たな知見を得るとともに、世界的なトレンドの最前線を体感してまいりました。その中でも特に印象的だったのは、AI活用が構想段階を超え、実務的な領域に急速に浸透していることです。
ライティングやコンテンツクリエイションといった従来の分野を超え、AIを活用することを前提としたGTM(Go-To-Market)モーションの遂行が現実のものとなり、それを支えるセールス関連テクノロジーも日々進化を遂げています。課金モデルでは、従来のシート形式から消費ベース、さらには成果報酬ベースへの移行が進み、新しいSaaS(Software-as-a-Service)という概念が台頭しました。システムを導入するのではなく、優れたデジタルワーカーやAIエージェントを採用するという新たな選択肢が生まれ、人間とAIが比較されるのだということをリアリティを持って感じる瞬間でもありました。
また、ローコードやノーコードの普及により、誰もが簡単にアプリケーションを構築できる時代において、テクノロジースタックの競争からデータマチュリティの競争へと変化してきていることも実感しています。必要な要素を柔軟に組み合わせることができるコンポーザビリティを維持しながら、企業内のマルチモーダルデータをより効率的に統合し、AIを活用する戦略を中心としたデータマネジメントの整備が進んでいます。
こうした流れの中で、これらの変化を管理し、組織の成長を支える役割を担うRevOpsやMOpsといった、AIをより効果的に活用するオペレーションの重要性がますます高まっています。オペレーションはもはや、企業が競争優位性を確保するための中核的な存在とも言えるのではないでしょうか。
変化のスピードが加速する2025年に向け、常に皆様に最適なソリューションを提供できるよう、グローバルフィールドでのリサーチ活動をさらに強化し、データマネジメントの高度化を通じてレベニュー組織の変革を支援してまいります。
日頃よりご支援いただいているクライアントの皆様、パートナーの皆様には、改めて心より感謝申し上げます。本年も引き続き、変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。